大谷翔平、リアル二刀流で5回まで8奪三振1失点 初の粘着物質検査も今季最多94球力投
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「2番・投手」で8度目の投打同時出場、日米通算50勝に期待
■エンゼルス ー ジャイアンツ(日本時間24日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、今季4勝目と日米通算50勝をかけて本拠地・ジャイアンツ戦で「2番・投手」で出場した。投打同時出場は8度目。5回に先制ソロを被弾したものの、5回まで8奪三振6安打1失点の力投を見せた。
2登板続けての中5日での投球。毎回のように走者を背負う投球となったが、4回まで無失点で切り抜けた。しかし5回。1死からヤストレムスキーに右越えへ先制ソロを浴びた。続くディッカーソンの右翼への二塁打、ポージーの四球で1死一、二塁のピンチを招いたが、ベルト、クロフォードを2者連続空振り三振に仕留めた。フォーシームの最速は99.2マイル(約159.6キロ)だった。
2、4回の投球後に審判団から粘着物質検査を受けた。帽子とグラブを手渡し、ベルトを自ら外す。笑顔を浮かべる場面もあった。投球のリズムを崩さなかった。
打席では今季8勝のガウスマンと対戦。初回1死は一ゴロ、3回1死は空振り三振に倒れた。リーグの本塁打王争いではブルージェイズ・ゲレーロJr.と並んでリーグトップタイ。2試合ぶりの24号本塁打が飛び出すか注目される。
ア・リーグ本拠地の試合でア・リーグチームがDH解除し、ナ・リーグチームがDH制を使用するのはメジャー史上初だという。勝ち星をつかめるか注目だ。
(Full-Count編集部)
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