投手なのに…大谷翔平がMLB唯一の“大台越え” 打球速度が証明する規格外のパワー

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

本塁打王争いのライバルも抑えて君臨

 MLBスタッツが集計した今季の平均打球速度で、エンゼルス大谷翔平投手が堂々の両リーグトップに立っている。投手が両リーグ唯一の100マイル越えを果たすという数字を目にしたファンからは「ショウヘイ・オオタニ。ピッチャーだぞ、みんな」「オオタニはすでに殿堂入りだ」と驚きの声が上がっている。

 この数値はフライとライナーの打球速度を平均したもの。トップ5は大谷の101.2マイル(約162.9キロ)を筆頭に、以下パドレスのフェルナンド・タティスJr.が99.6マイル(約160.3キロ)、ヤンキースのアーロン・ジャッジが99.0マイル(約159.3キロ)、レッドソックスのラファエル・デバースが98.9マイル(約159.2キロ)、そして大谷とア・リーグ本塁打部門でし烈な争いを続けるブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.が98.8マイル(約159キロ)と並ぶ。

 打球速度は飛距離に直結する。大谷の打撃成績は24日(日本時間25日)現在、69試合出場で打率.265、23本塁打、長打率は.633に及ぶ。投打二刀流をこなしながらこの数字を残す大谷の“規格外”ぶりが、また証明された格好だ。

(Full-Count編集部)

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