大谷翔平、1回もたず7失点KO 試合は2度目の中断、コールドなら大谷負け投手
5回のヤンキースの攻撃前に雨が強まり、2度目の中断に
■ヤンキース ー エンゼルス(日本時間1日・ニューヨーク)
エンゼルスの大谷翔平投手は30日(日本時間1日)、敵地でのヤンキース戦で、1回もたずにノックアウトされた。メジャーで初となる「1番・投手」で出場。初回、5つの四死球を与えるなど大乱調で7点を失い、2死しか奪えずにKO。外野にも入らずに交代となった。
“元祖二刀流”ベーブ・ルースが本拠地とした聖地での初登板は惨憺たる結果に終わった。味方に2点の援護をもらったその裏の大谷は大乱調。先頭のルメイヒューを追い込みながら四球で歩かせると、ボイトにも四球。サンチェスにもボールが先行すると、3連続四球で無死満塁のピンチを背負った。スタントンに左前適時打を許して1点を返されると、トーレスにも左前適時打を浴びて同点に追いつかれた。
オドーアを空振り三振に仕留めてようやく1つ目のアウトを取ったが、アンドゥハーの三塁ゴロの間に3点目を奪われて逆転を許した。フレイジャーに死球を与えて再び満塁となり、ガードナーには押し出し四球。ここでジョー・マドン監督がマウンドに行き、交代を告げた。外野に入らずにベンチへと退いた。スレガースが走者一掃の適時打を浴びて、大谷は7失点となった。
大谷が降板したあとの3回、ヤンキースの攻撃中に突然、大雨が降り出して試合は中断。ヤンキー・スタジアムは雷鳴がとどろいた。45分間の中断ののち、試合は再開されたものの、3点をリードしたヤンキースの5回の攻撃前に再び雨が強まり、2度目の中断に。5回表を終えた段階で試合は成立しており、ここでコールドゲームとなれば、大谷が敗戦投手となる。
(Full-Count編集部)