大谷翔平が「モンスターのように走った」 捕手と接触→倒れて仰向け歓喜の“大激走”

サヨナラのホームを踏んたエンゼルス・大谷翔平(左)【写真:AP】
サヨナラのホームを踏んたエンゼルス・大谷翔平(左)【写真:AP】

四球がきっかけで二盗→大激走「歩かせないほうがいいんだよ!」

■エンゼルス 8ー7 オリオールズ(日本時間3日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、本拠地でのオリオールズ戦で、サヨナラ勝ちに導く大激走を見せた。四球で出塁した同点の9回に盗塁を決めると、右前打で一気に本塁へ。捕手と接触して仰向けに倒れ込みながら、手を突き上げて喜びを爆発させた。スタンド大熱狂の瞬間に、ファンも「とんでもなく速い」「モンスターのようにホームまで走った」と衝撃を受けた。

 まさに“風”だった。7-7で迎えた9回。四球で出塁した直後にスタートを切ったが、打席のレンドンによる守備妨害で二盗は取り消しに。しかし、続くウォルシュの打席で二盗を成功。サヨナラのチャンスを演出すると、直後の右前打で三塁を蹴って一気に本塁に滑り込んだ。

 この日は本塁打争いを独走する2打席連発の29号、30号を放ち“走打”で躍動。MLB公式ツイッターがサヨナラの瞬間を動画で公開すると、ファンも続々と反応した。「オオタニは二盗した後、また二盗し、そしてこれをやった。常軌を逸している」「30本塁打12盗塁、そして空に突き上げた2つの拳」などと驚きが止まらない様子。目を見張る速さに「このMVPのスピードを見てよ」「これだから彼を歩かせないほうがいいんだよ!」との声もあった。

(Full-Count編集部)

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