大谷翔平に疲労はないの? 日本人最多32号で登板翌日は驚異の6本塁打目
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今季13試合に先発登板し、翌日にスタメン出場したのは9試合
■エンゼルス 5ー4 Rソックス(日本時間8日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が7日(日本時間8日)、日本人シーズン最多本塁打記録を更新した。本拠地でのレッドソックス戦に「2番・指名打者」で先発出場。5回先頭で迎えた第3打席で3試合ぶりの32号勝ち越しソロを放ち、オールスター前にも関わらず、2004年に松井秀喜氏が記録したシーズン最多本塁打記録を塗り替えた。
豪快な一発は同点で迎えた5回の第3打席で生まれた。3球目、5球目と脚に自打球を当てて絶叫し、顔を歪めていた大谷。痛みに耐えつつ、7球目、左腕ロドリゲスの投じたチェンジアップを捉えてアーチをかけた。勝ち越しの32号ソロ本塁打。松井秀喜(ヤンキース)が記録した日本人最多本塁打記録を更新した。
前日6日(日本時間7日)の同戦では先発登板し、7回5安打2失点で今季4勝目をマークした。チームを勝利に導く89球の力投からわずか半日。デーゲームで行われた試合で歴史に名を残す一発を放った。オールスター前に32本塁打と12本塁打をマークしたメジャー史上初の選手となった。
登板翌日に豪快な本塁打を放った大谷だが、実は今季はこの“登板翌日”にめっぽう強い結果となっている。今季は13試合に先発登板。翌日がオフだったのが2日、代打待機となったのが2試合あり、登板翌日のスタメン出場は9試合。そのうち5試合で本塁打を放っており、この日の一発で6発目となった。
登板翌日で疲労も溜まっているはずが、それをモノともしないこの成績。大谷翔平の驚異の底力を示している。
(Full-Count編集部)
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