大谷翔平の特大33号、本当は150m超え? 同僚が断言「計測が間違っている」

「あそこまで到達した打球は今までにないと僕は思っている」
■マリナーズ 7ー3 エンゼルス(日本時間10日・シアトル)
エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、敵地でのマリナーズ戦で33号ソロを放った。「2番・指名打者」で先発出場すると、3回の第2打席で右翼スタンド最上段へ飛び込む約141.1メートルの特大弾を叩き込んだ。チームは逆転負けを喫し、一発は勝利には結びつかなかった。
特大の一発はエンゼルス2点リードの3回1死で飛び出した。この試合まで通算11打数1安打と苦手にしていた左腕のゴンザレスが投じた高めシンカーを大谷が完璧に捉えた。右翼最上段席へ消える33号ソロ。マリナーズ本拠地で史上最速弾となる打球速度116.5マイル(約187.5キロ)で463フィート弾(約141.1メートル)もの飛距離をかっ飛ばした。
この一撃には敵、味方問わず唖然とした。ベンチでこの瞬間を見ていたジャスティン・アップトンはあまりの飛距離にベンチで頭を抱えて呆然。スタンドのファンからはどよめきが起き、しばらくそれが続いた。
この一撃に度肝を抜かれたのは、この日エンゼルスの先発マウンドに上がったアレックス・コブ投手も同じ。6回途中まで2失点と好投した右腕は「スタットキャストの計測が間違っていると思う。あの打球は500フィート(約152.4メートル)は優に超えていた。あそこまで到達した打球は今までにないと僕は思っている」と語り、右翼最上段席に突き刺さった打球の飛距離が間違っていると断言した。
チームメートとして本塁打を量産する大谷の活躍ぶりについても「みんながショウヘイ・オオタニについての話をするけど、それでもまだ足りないくらい。インクレディブルさ」と絶賛していた。
(Full-Count編集部)
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