大谷翔平の凱旋試合を「是非とも実現させたい」 MLB副社長が明かす“2人の救世主”

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

MLB広報担当副社長を務めるジョン・ブランデル氏が独占インタビューに応じる

 ワールドシリーズ、オールスターゲームなどメジャーリーグの広報担当副社長を務めるジョン・ブランデル氏が「Full-Count」の単独インタビューに応じた。二刀流で全米を沸かせるエンゼルスの大谷翔平投手を「ベーブ・ルース以降、野球界に起こった最も素晴らしいこと」と称え、日本での凱旋試合についても「是非とも実現させたい」と熱い思いを赤裸々に語った。

 前半戦を終え日本人のシーズン最多本塁打を更新し両リーグトップの33本塁打をマーク、投げても自己最多タイの4勝を挙げるなど二刀流で全米を魅了している大谷。ここまでの活躍をブランデル氏は「ベーブ・ルース以降、野球界に起こった最も素晴らしいことだよ」と大絶賛した。

 1989年にはボー・ジャクソンが他競技との“二刀流”で注目を集めたが大谷の活躍ぶりはそれを超えるものだと感じているようで「彼は2つのスポーツで活躍したアスリートだった。でもショウヘイ・オオタニのようなことは誰もしたことがないよ。彼のことを見られて幸運だ。いつか孫に語りたいね」と、唯一無二の存在であることを強調。

 オールスターゲームではルールが変更され史上初の二刀流出場を果たした。昨年は新型コロナウイルスの感染拡大により中止となったが、今年はファンに勇気と希望を与える“夢の祭典”が復活。ブランデル氏はこの状況を1994年のストライキ、そして翌年に野茂英雄氏がトルネード旋風を巻き起こした当時と重ねている。

 メジャーリーグ人気低迷を救った“救世主”だった野茂氏と100年ぶりのリアル二刀流を成し遂げた大谷。2人の日本人の登場に「(ストライキとパンデミックは)2つの酷い出来事だったね。パンデミックはストライキよりも明らかに酷いことだった。種類の違う中断だったけどね。そんな時に日本のレジェンドが野球を取り戻す力になってくれたのはアメージングなことだよ」と感謝も口にした。

 今や世界中が注目する大谷の人気ぶり。2023年には凱旋試合の可能性も浮上している。エンゼルスが日本で試合をする可能性を問われると「是非とも実現させたいね。このスポーツを国際的に発展させる方法を常に考えているんだ。日本はチームを派遣するのに最高の場の1つだ。ショウヘイ・オオタニを日本に帰還させることができたらと思っているよ」と、大きな期待を込めていた。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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