大谷翔平の2年ぶり4三振は「引っ張りに行っていた」 指揮官は淡々「心配していない」

会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督(画像はスクリーンショット)
会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督(画像はスクリーンショット)

快音が遠かった大谷にマドン監督「少しボールを引っ張りに行っていたのかも」

■エンゼルス 9ー4 マリナーズ(日本時間18日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、本拠地のマリナーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、自己ワーストタイの1試合4三振を喫して5打数無安打に終わった。チームは終盤追い上げられながらも9-4で後半戦初勝利。ジョー・マドン監督は試合後、大谷について「少しボールを引っ張りに行っていたのかもしれない。私は特に心配していない。彼は問題ないと確信している」と語った。

 今季2度目の「花巻東対決」となったマリナーズの先発・菊池雄星に対して初回無死二塁では遊飛に。2回2死二塁では見逃し三振、4回2死では空振り三振と3打席連続で凡退した。さらに6回2死二塁、8回1死二塁でもそれぞれ空振り三振。1試合4三振は2019年8月30日レッドソックス戦(8打数無安打4三振)以来、自身2度目となった。

 さらにマドン監督は、菊池にも言及。「最初に投げた投手は手強い相手。手強い左腕だ」と語った。その菊池は5回を投げ、自己ワーストタイ7失点。5敗目を喫した。

 大谷は12日(同13日)に日本人で初めてホームランダービー出場。13日(同14日)のオールスターゲームには史上初の二刀流と大忙しだった。疲れも心配されたが、後半戦初戦となった前日16日(同17日)には土壇場の9回に2点適時打。この日は小休止となり、次戦に向かう。

(Full-Count編集部)

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