前田健太、3失点直後に3イニング連続で完全投球「気持ち切り替えて投げられた」
ダブルヘッダー第2戦に先発、5回8奪三振2四死球で3失点
■タイガース 5ー4 ツインズ(日本時間18日・デトロイト・ダブルヘッダー第2試合)
ツインズの前田健太投手は17日(日本時間18日)、敵地でのタイガース戦のダブルヘッダー2戦目に先発し、5回を3安打3失点で同点の状況で降板。後半戦初の先発マウンドで、今季5勝目とはならなかった。7回制の試合は3-3の同点で8回を迎え、ツインズがサヨナラ負け。前田は試合後「もったいない失点の仕方でしたけど、そのあとしっかり気持ち切り替えて投げられたので、その部分は良かった」と振り返った。
初回に味方打線から1点の援護をもらった前田。3回に四死球と単打で2死満塁を招くと、1番のバドゥーに右翼へ走者一掃の適時三塁打を浴びた。9番のヒルに2球で追い込みながら死球を与え、直後に痛打を浴びた点を反省した。しかし3回以降は盤石の投球で、3イニング連続で3者凡退に。5回に味方打線が同点に追いついた。打者20人に対して90球。8奪三振2四死球で防御率4.71となった。
前半戦14試合に登板して4勝3敗、防御率4.66でシーズンを折り返した前田。オールスターブレークをへて「疲れもしっかりと取ることもできましたし、大丈夫だと思います」と明るい表情を見せる。失点してからズルズルと悪い流れを引きずった前半戦の課題を挙げ「後半はしっかりゲームを作って勝てるようなゲームをしていきたい」と見据えた。
(Full-Count編集部)