大谷翔平、“復調”マルチ二塁打で勝利に貢献 指揮官はドヤ顔「普段通りの姿だ」

会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督(画像はスクリーンショット)
会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督(画像はスクリーンショット)

休養明けで初回183km二塁打&8回右越え二塁打

■エンゼルス 2ー1 ツインズ(日本時間25日・ミネソタ)

 エンゼルスの大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、敵地のツインズ戦で「2番・指名打者」で2試合ぶりに先発出場し、4試合ぶりのマルチ安打をマークした。初回の第1打席で右中間二塁打を放って先制劇を演出。8回の第4打席では右越え二塁打を放ち、4打数2安打で打率.274となった。ジョー・マドン監督は「今日のショウヘイは状態が良さそうだった」と高評価した。

 前日23日(同24日)は今季3度目の欠場。休養明けの大谷が打線を活気づけた。初回1死、右腕ベリオスの外角シンカーを捉える右中間二塁打を放った。打球速度113.8マイル(約183.1キロ)。続くアップトンの打席で遊撃・シモンズの野選と二塁・ポランコの送球エラーで先制のホームへ。この回2点の先制劇を演出した。

 3回先頭は空振り三振。6回先頭は遊撃シモンズの好守で遊ゴロに倒れたが、8回2死では左腕シールバーから右越え二塁打を放った。2試合ぶりの出場で復調を印象づけた。「シモンズの素晴らしいプレーで彼(大谷)の安打が1本奪われたが、彼は問題ない。1年間ずっと完璧なパフォーマンスをするのは不可能だ。普段通りの姿に見えた」と称えた。

 左腕サンドバルが9回1死で初安打を許したものの、8回2/3で13奪三振1安打1失点と好投。今季3勝目を挙げた。マドン監督は「(ノーヒットノーランのチャンスは)確かにあった。最終回もノーノーを継続している状況で、普段なら他の投手を準備させることは個人的にしたくない。しかし仕方ない部分もあったと思う。2-0と緊迫した場面だった。それでも彼は素晴らしかった」と賛辞の言葉を惜しまなかった。

(Full-Count編集部)

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