HR競争が「スイングに悪影響を与える」は本当か? 仮説覆し“絶好調”の選手も

HRダービーに出場したフアン・ソト(左)とピート・アロンソ【写真:Getty Images】
HRダービーに出場したフアン・ソト(左)とピート・アロンソ【写真:Getty Images】

大谷に勝ったソトは11戦7発、連覇したアロンソは12戦5発

 今年のホームランダービーにはエンゼルス・大谷翔平投手が日本勢として初出場。初戦で敗れたもののナショナルズのフアン・ソトと再延長にもつれ込む激戦を演じた。優勝したのはメッツのピート・アロンソ。2019年に続く栄冠(昨年は中止)を手にした26歳は、球宴後も好調を持続。後半戦12試合で5本塁打(日本時間28日時点)をマークしている。MLB公式サイトは「ホームランダービーがスイングに悪影響を与えることになり得るという見解を一蹴する」という見出しで伝えている。

 アロンソの後半戦成績は12試合出場で打率.327(49打数16安打)、5本塁打、11打点。MLB公式は「HRダービー後に5本塁打しているアロンソの成績を考えると、より的を射ている質問は『HRダービーは実のところ、アロンソにとって役立ったのではないだろうか?』」だと指摘。さらに「ダービー連覇後、アロンソが波に乗っているのは明確だ」と指摘した。アロンソの好調について、メッツのルイス・ロハス監督は「ダービーが関係しているかはわからないが、間違いなく彼は今自信に満ちあふれている」と述べている。

 アロンソに加えて、大谷と“死闘”を演じたソトも後半戦絶好調だ。前半戦でキャリアワーストのゴロ率を記録した22歳はダービー出場前、参加することでスイングがむしろ「改善されるのではないか」と“仮定”していたという。実際にソトは後半戦、11試合出場で打率.375(40打数15安打)、7本塁打、16打点をマークしている。大谷も後半戦開始当初はやや結果が出なかったが、27日(同28日)のツインズ戦で飛距離463フィート(約141.1メートル)、打球速度110.4マイル(約177.7キロ)の特大36号アーチを放つなどすっかり本調子だ。

 大谷を含めた、他のダービー出場6選手の後半戦打撃成績は以下の通り(日本時間28日時点)。

○大谷翔平(エンゼルス):10試合、打率.256(39打数10安打)、3本塁打、8打点
○トレイ・マンシーニ(オリオールズ):10試合、打率.366(41打数15安打)、2本塁打、4打点
○サルバドール・ペレス(ロイヤルズ):10試合、打率.282(39打数11安打)、2本塁打、9打点
○トレバー・ストーリー(ロッキーズ):10試合、打率.175、1本塁打、4打点
○ジョーイ・ギャロ(レンジャーズ):11試合、打率.088(34打数3安打)、1本塁打、3打点
○マット・オルソン(アスレチックス):10試合、打率.306(36打数11安打)、4本塁打、8打点

(Full-Count編集部)

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