ダルビッシュ、4年ぶり自身4連敗 6回5失点で6敗目、米10年目で初“投手に被弾”も

ロッキーズ戦に先発したパドレス・ダルビッシュ有【写真:AP】
ロッキーズ戦に先発したパドレス・ダルビッシュ有【写真:AP】

今季ワーストの3被弾、2017年6月から7月にかけて喫した5連敗以来の黒星続き

■ロッキーズ 5ー3 パドレス(日本時間1日・サンディエゴ)

 パドレスのダルビッシュ有投手が31日(日本時間8月1日)、先発した本拠地でのロッキーズ戦で今季6敗目を喫した。相手投手にバックスクリーン弾を浴びるなど今季ワーストの3被弾で、6回5安打2四球で5失点。約1か月半白星から遠ざかっており、自身4連敗は2017年6月から7月にかけて喫した5連敗以来、4年ぶりとなった。試合は3-5でパドレスが2連敗となった。

 3回1死三塁でブラックモンの二ゴロの間に先制点を献上。さらに続くロジャーズにはソロを浴びた。その裏に味方打線が同点に追いついたが、5回先頭のディアスにソロを被弾して再び勝ち越しを許す。さらに先発のマルケスにもバックスクリーンに運ばれ、唖然とした表情で首を傾げた。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、ダルビッシュが投手に本塁打を浴びたのは、メジャー10年目にして初めてだった。

 6回も先頭のストーリーに二塁打を浴びたのをきっかけに2死二塁のピンチに。ジョーに中前適時打を浴び、5失点目を喫した。7回のマウンドには2番手のヒルが上がり、ダルビッシュは3点ビハインドの状況で降板。打者25人に対して102球。防御率3.48となった。チームは9回に1点を返すのが精一杯だった。

 6月21日(同22日)のドジャース戦で7勝目を挙げた最後に、勝ち星から遠ざかっている。後半戦に入ってからは3試合計11失点で3連敗と精彩を欠いている。黒田博樹に並ぶメジャー通算79勝にリーチをかけている状況ながら、その1勝が遠い。

(Full-Count編集部)

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