ドラ1右腕がメッツと契約合意せず 日本球界入りも可能に…前例は鷹スチュワート

メッツから1巡目指名されたクマー・ロッカー【写真:AP】
メッツから1巡目指名されたクマー・ロッカー【写真:AP】

ロッカーの代理人ボラス氏「プロのキャリアを始める準備を」

 7月のMLBドラフトでメッツから1巡目指名を受けたバンダービルト大のクマー・ロッカー投手が契約合意に至らなかったと、米スポーツ局「ESPN」のジェフ・パッサン記者などが伝えた。球団側が右腕の状態に懸念を示したとの情報もある。ロッカーは大学には残らず、プロ選手としてのキャリアをスタートさせるという。

 パッサン記者は自身のツイッターで、ロッカーの代理人を務める敏腕スコット・ボラス氏の声明を公表。声明では「複数の著名な整形外科医によって行われた独自のメディカルレビューによると、クマー・ロッカーは健康です」と主張しており、大学のシーズン終了後すぐに肩と肘のMRI検査を受けたことも触れている。その上で「2018年に受けたMRIと比較すると、医療専門家たちは有意な変化を発見しませんでした。クマーに医療的な注意は必要なく、通常のコースで投球を続け、プロのキャリアを始める準備をします」との見解を示した。

 一方で、メッツのザック・スコットGMは「これは明らかに私たちが望んでいた結果ではありませんが、クマーの今後の成功をただ願っています」などと発言。ESPNの情報では、ロッカーは600万ドル(約6億5800万円)の契約金で合意していたが、球団側が肩肘を含めた右腕の状態に懸念を抱いたため破談になったとしている。

“ドラ1”との契約を巡っては、2018年にブレーブスから1巡目指名されたカーター・スチュワートJr.投手が身体検査で手首に問題があるとされ、合意に至らなかったケースも。その後、イースタン・フロリダ州立短期大に進学したが、2019年5月にソフトバンク入団が急遽決定した。スチュワートJr.の代理人もボラス氏。ロッカーの今後の去就に注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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