大谷翔平、6回1失点で自己最多6勝目 マドン監督も賛辞「よく投げてくれた」

会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督(画像はスクリーンショット)
会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督(画像はスクリーンショット)

マドン監督はスライダーを好投の要因に挙げる「本当に良かったと思う」

■エンゼルス 2ー1 レンジャーズ(日本時間5日・アーリントン)

 エンゼルスの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、敵地でのレンジャーズ戦で、メジャー自己最多を更新する6勝目を挙げた。「2番・投手」で出場し、6回1失点と好投。チームは2-1で競り勝って2連勝を飾り、ジョー・マドン監督は「本当によく投げてくれた」と賛辞を送っていた。

 初回1死からロウに左翼線二塁打を浴び、さらにガルシアの打席で暴投が絡んで1死三塁に。いきなりピンチを背負ったが、ガルシア、ハイムを抑えて得点を与えなかった。2回以降は危なげない投球。6回に内野ゴロの間に1点を失ったが、1点リードのままマウンドを下りた。

 ダグアウトに飛び込んできたファウルで右手親指を痛めたため、登板が後ろ倒しになっていた大谷。マドン監督は「本調子ではなかったが、本当によく投げてくれたと思う」と称賛し「スライダーが本当に良かったと思う。スプリットはそこまで多くは投げていなかったが、何球か良いスプリットがあった。以前にも話したが、彼は自身のやること全てにおいて良い感覚を持っている」と評価した。

 6回86球での降板となったが、指揮官は「あの時点で彼は若干疲れているように私には見えた。彼と話をして、表情も読みながら、既に十分だと思った。今日の彼にとっては(降板するのに)正しい球数だったと思う」と降板の意図を説明。「極めて素晴らしい投球をした」大谷のあとを無失点で繋いだ救援陣も褒め称えた。

 この日、打者・大谷は第1打席で空振り三振に倒れると、第2打席は一ゴロ、第3打席は右飛と3打数無安打に終わって打率.272となった。

(Full-Count編集部)

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