米国代表アルバレスが快挙 「銀」以上確定で野球選手初の夏&冬メダリストに

米国代表のエディ・アルバレス【写真:Getty Images】
米国代表のエディ・アルバレス【写真:Getty Images】

アルバレスはソチ五輪ショートトラック5000mリレーの銀メダリスト

 東京五輪の野球競技は5日、準決勝が行われ、米国代表が韓国代表に7-2で勝利して決勝進出を決めた。米国は2000年のシドニー五輪以来、21年ぶりに銀メダル以上が確定。金メダルをかけて野球日本代表「侍ジャパン」と決勝を戦うことになった。

 韓国代表に圧勝して銀メダル以上を確定させた米国代表。これにより、エディ・アルバレス内野手が史上初の快挙を達成することも決まった。

 アルバレスは2014年のソチ五輪でショートトラック5000メートルリレーで銀メダルを獲得。五輪後は再び野球の道へと進み、2014年にアマチュアFAでホワイトソックスへと入団した。昨季メジャーデビューを果たして12試合に出場すると、東京五輪の米国代表入りを果たしていた。

 決勝に進んだことで銀メダル以上を手にすることが決まったアルバレス。米メディア「ニューヨークタイムズ」のジェームス・ワグナー記者によると、長い五輪の歴史で冬季五輪と夏季五輪でメダリストになるのは史上6人目。米国では3人目で、野球の代表選手では史上初となる。

(Full-Count編集部)

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