「モリシタが見事だった」 侍ジャパンを金メダルに導いた右腕に米メディアが脱帽
決勝戦に先発し5回3安打無失点の快投を見せた森下暢仁
■日本 2ー0 米国(7日・決勝・横浜)
東京五輪、野球競技で銀メダルに終わった米国代表。決勝の舞台で立ちはだかったのは侍ジャパン、プロ2年目の森下暢仁投手(広島)だった。5回3安打無失点の快投を見せた右腕を米メディアは「モリシタが見事だった」「米国代表に深い印象を与えた」と称賛している。
150キロを超える直球、そして緩急を付けたカーブで米国打線を翻弄した。4回まで二塁を踏ませない快投で5回無失点と先発の役割を十分に果たし、金メダル獲得に貢献した。
23歳の若き右腕の快投を、米メディア「CBSスポーツ」は「モリシタが見事だった」と伝え、「日本の奮闘は、主に先発右腕マサト・モリシタによって先導された」と勝利の立役者として焦点を当てている。
ルーキーイヤーだった昨季は広島で10勝3敗、防御率1.91の成績で新人王に輝いたことを踏まえ、決勝戦での快投は「非常に優れた登板はそれほど驚くべきではない」と、称えていた。
(Full-Count編集部)