大谷翔平が「勝負させてもらえる状況を」 マドン監督が語る1番起用の理由

会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督(画像はスクリーンショット)
会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督(画像はスクリーンショット)

2番に打率3割超えのフレッチャーを配置「打線全体で」

■ブルージェイズ 4ー0 エンゼルス(日本時間11日・ダブルヘッダー第2試合・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、本拠地で行われたブルージェイズとのダブルヘッダー第2試合で「1番・指名打者」で先発出場。初回先頭で右翼線三塁打を放ち、7試合ぶりの安打をマークした。試合は0-4で完封負け。試合後、ジョー・マドン監督は1番スタメンで起用した狙いを明かした。

 大谷の1番スタメンは6月30日の敵地・ヤンキース戦以来今季5度目。トラウト、レンドン、ウォルシュら強打者が戦列を離れ、大谷は相手バッテリーから勝負を避けられる場面も多くなっていた。2番には打率.305のフレッチャーを置き、マドン監督は「主に打線全体で彼が勝負させてもらえる状況を作り出す狙いだった」と明かした。

 4点を追う7回2死満塁で打席が回ってきた。空振り三振に倒れたが、一発が出れば同点だった。「(2死満塁の状況を作り出せたが)結果はうまくいかなかった」とマドン監督。今後も1番起用されるのか。指揮官のタクトが注目させる。

(Full-Count編集部)

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