大谷翔平、二刀流復活で超大型契約は“時間の問題” 米指摘「大金が待っている」

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

大谷は今年2月、2年総額約9.4億円でエンゼルスと契約した

 メジャートップの37本塁打を放ち、投手として6勝をマークしているエンゼルス大谷翔平投手。今年2月に球団と2年850万ドル(約9億4000万円)で合意した二刀流右腕は、今季年俸が300万ドル(約3億3200万円)、来季年俸は550万ドル(約6億900万円)に決まっている。米テレビ局「CBSスポーツ」は今季の活躍を受け、今後も故障せずにプレーを続ければ「大金が待っているはずだ」と伝えている。

「CBSスポーツ」は「ショウヘイ・オオタニの契約:エンゼルスの二刀流の天才がFAとなるタイミング、それまでに年俸がどうなっているか」との見出しでリポート。大谷を「最もダイナミックであり、最も楽しませてくれる選手の1人で、この秋にMVPを受賞する可能性が高い」と評価し、その活躍は「二刀流選手をチームに抱えられるかどうかの可能性をメジャー球団に再考させているだけではない」と指摘する。

 2023年オフにFAとなる大谷。記事は「エンゼルスはオオタニをキープできる余裕があるだろうか?」として「FAになるのが2年以上先だということを考えると、この質問に答えるのは難しい」と結論付けた上で、次のように考察している。

 エンゼルスは主砲のマイク・トラウト外野手と2019年3月に12年総額4億2650万ドル(約472億円)で、同年12月にアンソニー・レンドン内野手と7年総額2億4500万ドル(約271億円)で契約した。既に年間7000万ドル(約77億円)以上を2人に費やすことになっている。一方で、今季年俸が3000万ドル(約33億円)でシーズン途中に戦力外としたアルバート・プホルス内野手(現ドジャース)と、2022年まで契約が残るジャスティン・アップトン外野手との契約が(近い将来に)終了することが「財布の空き容量を確保することになるだろう」と解説する。

 これらの状況を踏まえた上で、大谷が怪我することなくプレーを続け、チームに貢献できれば「大金が彼を待っているはずだ」と説明。「どういう結果になるかはまだ何とも言えないが時間は迫っており、オオタニの年俸が彼の能力を反映するのは時間の問題だけであるようだ」としている。

(Full-Count編集部)

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