大谷翔平の「打席が怖いよ」 敵将、勝負機での申告敬遠を説明「最大限の脱帽だ」

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

タイガースは今季7敬遠しか与えていない

■エンゼルス 8ー2 タイガース(日本時間18日・デトロイト)

 エンゼルスの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、敵地・タイガース戦で「1番・指名打者」で先発出場し、電光石火の速攻を見せた。初回の第1打席で2試合ぶり安打となる中前打を放ち、その後、二盗から先制ホームを踏んだ。6回2死二塁で申告敬遠で歩かされるなど今季最多タイ3四球。大谷への申告敬遠について、タイガースのAJ・ヒンチ監督は「彼は怖い。間違いなくリーグで最もデンジャラスな選手だ」と説明した。

 同点の6回2死二塁。1番・大谷を迎え、ヒンチ監督はすぐに申告敬遠を選択した。ヒンチ監督は「これが彼に与えられる最大限の脱帽だ。(次打者の)フレッチャーも簡単な打者ではない。簡単なシナリオではなかったが、大谷の打席が来るのは怖いよ」と続けた。続くフレッチャーを空振り三振に仕留めてピンチを脱出した。

 チーム再建中のタイガースは今季7敬遠しか与えていない。リーグ12位タイ、メジャー全体では27位タイという少なさだ。そんな“攻め”の投球の中で見せた敬遠四球。強打者・大谷の恐ろしさを際立たせるものとなった。

(Full-Count編集部)

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