未登板でも約1.1億円の報酬得る163勝左腕 “駆け込み加入”もIL入りで今季絶望に

コール・ハメルズ【写真:Getty Images】
コール・ハメルズ【写真:Getty Images】

ドジャースはハメルズと今月5日に契約も、17日に60日間のIL入り

 今月4日(日本時間5日)にドジャースと契約したばかりのコール・ハメルズ投手が16日(同17日)に左腕の痛みのため、60日間の負傷者リスト(IL)入り。公式戦終了まで2か月を切っており、今季登板の可能性は消滅した。メジャー通算163勝を誇る37歳左腕は100万ドル(約1億1000万円)でドジャースと契約しており、1度も登板することなく大金を手にすることになった。

「米ヤフースポーツ」は「コール・ハメルズが0投球回で100万ドルを手にする」との見出しで詳報。「ドジャースはハメルズがシーズン終盤で先発ローテーションを幾分支えてくれることを願っていた。代わりに彼らに残ったのは明細だけだ」と皮肉交じりに伝えた。

 記事によると、ハメルズはドジャースと契約後、今月7日(同8日)に実戦形式のマウンドに立った。2回を投げる予定だったが、左腕の痛みで1回で切り上げたという。

 ハメルズは昨年、ブレーブスと1年1800万ドル(約19億7000万円)で契約(60試合換算で670万ドル=約7億3400万円)。しかし、左肩の故障のため1試合登板にとどまり0勝1敗、3回1/3を投げて防御率8.10だった。今季はドジャースと契約するまで所属球団がなく、この2年間でメジャー1試合に登板しただけで約8億4400万円の報酬を得たことになる。

 ハメルズとの契約において、金額軽減などの保証がドジャースにあったかどうかは「定かではない」と記事は指摘。さらに「2シーズンで3イニングしか投げていない37歳の選手と契約するとなると、チームとしては間違いなくリスクを負うことになる。球団が与える金額を受け取るハメルズを非難するのは難しい」とも説明している。

 ハメルズとこの時期に契約した背景には深刻な先発投手不足がある。大黒柱のクレイトン・カーショーが60日間、今季13勝のフリオ・ウリアスとトニー・ゴンソリンが10日間のIL入り。トレバー・バウアーは女性に対する暴行の疑いで休職中、ダスティン・メイは今年5月にトミー・ジョン手術を受けた。現在は、トレード期限前に“駆け込み補強”したマックス・シャーザーや開幕からローテーションを守るウォーカー・ビューラーらが先発陣を支えている。

 ジャイアンツに先行を許し、ナ・リーグ西地区9連覇に黄信号が灯っている昨季の世界一球団。先発投手に不安を抱える状況での今後の戦いが注目される。

(Full-Count編集部)

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