大谷翔平の二刀流か、ボンズの年間73発か 「最も特筆すべき」活躍を元選手らが討論

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

NYのTV局が企画、大谷の活躍の価値を元選手、記者らが語った

 打っては40本塁打、投げては8勝。投打二刀流で規格外の活躍を見せるエンゼルス大谷翔平投手はメジャーリーグに強烈なインパクトを与えている。ニューヨークのTV局「SNY」のテレビ番組「Baseball Night in New York」では大谷について討論。元メジャーリーガーや記者らに「オオタニの今季は今まで見た中で最も特筆すべきものか?」と質問を投げかけている。

 司会を務めるダグ・ウィリアムス氏の質問に、SNYのスポーツアンカーであるサル・リカタ氏は否定的な見解を示した。「NOですね。バリー・ボンズが73本塁打をマークしたシーズンがあります。私が今まで見た中で、それが最も素晴らしい事象です」。歴代1位の通算762本塁打を誇るボンズはジャイアンツ時代の2001年にシーズン最多本塁打の73本塁打を放った。

「世間の人たちがオオタニに熱狂しているのは私も理解しています。素晴らしいことですし、彼のような打撃と投球を同時にする選手を我々は見たことがありません。しかしバリー・ボンズが73本塁打した時こそが、1シーズンでの出来事として私にとっては最も印象深いですね」と強調した。

 一方、SNYの記者であるアンディ・マルティーノ氏は“打者・大谷”を推した。「私の場合、他の答えを思いつこうとすると必ず『この選手は投球をしない』『この選手は打撃をしない』という結論に行きつきます。なので他に何も考え出すことができません」として、大谷が今季ヤンキースタジアムで放った本塁打の衝撃を語った。

 大谷は6月28~30日(同29~7月1日)の敵地ヤンキース戦3試合で計3本塁打をマークしている。「エンゼルスがニューヨークに来た時に、ヤンキースタジアムの記者席でデーブ・レノン(米メディア記者)の隣で試合を見たことを私は忘れることは絶対にないでしょう。オオタニがライナーで右翼スタンドにホームランをかっ飛ばした時のバットの音ときたら。あんなホームランは見たことがなかった。野球場で私が経験した最高の記憶の一つです。私はオオタニを推します」と語った。

 そして元メッツ内野手のジョシュ・サティン氏は“投手・大谷”を挙げた。「彼の投球は少し過小評価されていると思います。特に彼は過去2年間(2019~20年)はほとんど投球していませんし、みんなが話題にするのは今年の40本塁打や、そのどれもが特大弾だということについてです」。2010年から4年間メッツに在籍し、内野手として計116試合に出場したサティン氏は投手としての価値を語る。

「100投球回くらいを投げて許した安打は60数本だったかと思います(100回を投げて67安打)。今シーズン(の投手成績)は非常に感心すべきものですね。特に(DH制のある)ア・リーグなわけですから。このようなことは次の30~50年は見ることができないでしょう。見ていて本当にアメージングです」と述べた。ボンズがマークした年間最多アーチの比較対象になるほど、大谷の今季成績は秀でているということだろう。

(Full-Count編集部)

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