大谷翔平の走攻守は「HR王&CY賞&盗塁王」 Aロッド氏は“スター3人の融合”と絶賛

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

Aロッド氏が大谷を打撃はハーパー、投球はシャーザー、走力はターナーと称える

 エンゼルスの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)に行われたインディアンス戦で二盗を決めて今季19盗塁とし、球団史上初のシーズン40本塁打、20盗塁に王手をかけた。MLB通算696本塁打のアレックス・ロドリゲス氏は走攻守の三拍子でメジャートップクラスのスターたちと比較し大谷を称えている。

 この試合はリトルリーグ・ワールドシリーズの開催地で年に1度開催さる「リトルリーグ・クラシック」として全米で生中継された。米スポーツ専門局「ESPN」で解説を務めたロドリゲス氏は試合前に、今シーズン投打の二刀流で規格外の成績を残す大谷について言及した。

 実況を務めるマット・バスガージアン氏から「メジャーにおける、いや、ここ全てのスポーツにおけるメインアトラクションはショウヘイ・オオタニです」と話を振られると、「疑いの余地はありません」と断言。さらに「ブライス・ハーパーのパワー、マックス・シャーザーのピッチング能力、そしてトレイ・ターナーのスピードを持っていたら……。それは全てが備わっていると言えるでしょう」と大谷を絶賛した。

 2015年にMVPと本塁打王を獲得したハーパー、サイ・ヤング賞3度の現役最強右腕のシャーザー、そして2018年の盗塁王ターナー。大谷は輝かしい実績を誇るスターたちの“武器”を備えているとロドリゲス氏は認めており、「私たちが今まで見たことがないものです。ユニークな才能を持ち、全てが備わっています。絶対見逃してはいけません」と、今後の活躍にも大きな期待を込めていた。

 エンゼルスは23日(同24日)は試合がなく、1日の休養を挟み24日(同25日)から敵地でのオリオールズ戦に挑む。ヤンキースなどで通算3115安打、696本塁打、329盗塁をマークした“レジェンド”が認める大谷の一挙手一投足に注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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