モリーナが来季限りの現役引退発表 現役最強捕手、カージナルス一筋のキャリアに幕

カージナルスのヤディアー・モリーナ【写真:AP】
カージナルスのヤディアー・モリーナ【写真:AP】

「今年と来年、セントルイスにまたトロフィーをもたらしたい」

 カージナルスのヤディアー・モリーナ捕手が25日(日本時間26日)に本拠地で行われたタイガース戦の前に会見し、2022年シーズン限りで現役引退すると発表した。前日に1年1000万ドル(約11億円)でカージナルスと2022年の契約を結んだばかりのモリーナは「もう十分だ」などと思いを語った。MLB公式サイトが伝えている。

 現役最強捕手のモリーナが、カージナルス一筋でキャリアに終止符を打つことを決意した。会見で「もう十分だ。19年は長いキャリアだし、私のポジションはタフなものだ。今はベストを尽くして、体を懸命に鍛えようと思っているが、39歳にもなると高いレベルでこのゲームについていくのは大変なことだ」と来年で現役を退く理由を語った。

 モリーナは2004年にメジャーデビューし、2006、2011年のワールドシリーズ制覇に貢献。これまで通算2120試合に出場し、2090安打、168本塁打、983打点を記録。9度のゴールドグラブ賞に輝き、オールスターに10度選出されているスーパースターだ。来年7月に40歳になる。

 引退発表を前倒ししたのには理由があるようだ。モリーナは“サヨナラツアー”を楽しみにしているという。これまでにデレク・ジーターやマリナーノ・リベラ、デビッド・オルティズらが現役最後のシーズンを前に引退を発表し、各球場で惜別の声援を受けてきた例がある。記事は「モリーナもある意味、そのようなことを求めている」と指摘。「(同地区ライバル球団の)シンシナティやシカゴに行ってあの盛大なブーイングを聞くことを考えていたんだ。それは素晴らしいことになるだろうね。そこに行ってブーイングを受けるのは素晴らしい時間になるだろう」とするモリーナのコメントを紹介している。

 もちろん残り少なくなった現役生活を完全燃焼する覚悟だ。「来年最後まで頑張れると確信している。そして今年と来年、セントルイスにまたトロフィーをもたらしたい」と有終の美を飾ることに並々ならぬ意欲を示した。

 また、FAだった昨年オフには長年バッテリーを組んできたアダム・ウェインライト投手から「戻ってくるように」とテキストメッセージや電話を連日受けたことも明かした。「次は私がそれをする番だね。今度は私が彼に毎日電話する番だ」と、現役最終年の来季も“盟友”とバッテリーを組むことを熱望していた。

(Full-Count編集部)

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