大谷翔平、米誌企画「ベストツール」で“3冠王” トラウトから「1位を引き受けた」
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ベースボール・アメリカ誌の「MLBベストツール」でア・リーグ最多3部門で選ばれた
エンゼルスの大谷翔平投手は、ベースボール・アメリカ誌が企画する「MLBベストツール2021」でア・リーグ最多3部門で選ばれた。大リーグの監督、コーチ、アナリストらの投票で決めるもので、大谷は「ベストパワー」「最速ベースランナー」「最もエキサイティングなプレーヤー」の3部門で1位選出された。
大リーグ首脳陣から見ても二刀流・大谷は驚異だ。ベストパワー、最もエキサイティングなプレーヤーは本塁打、打点のタイトル争いをするブルージェイズ・ゲレーロJr.を2位に抑えての選出。また、投手では「ベストチェンジアップ」で2位に選ばれた。
ア・リーグの“エキサイティング部門”は8年連続で同僚のトラウトが選ばれてきた。しかし、今季は5月に右ふくらはぎを痛めて戦線離脱したため、選出外となった。同誌の公式ツイッターは「今年は新しいナンバー1がいる。チームメートであるショウヘイ・オオタニが1位の座を引き受けた」と称えた。
大谷の3部門受賞は今年の両リーグ最多タイ。メッツ・デグロムはナ・リーグの「ベストピッチャー」、「ベストファストボール」、「ベストスライダー」を獲得した。ゲレーロJr.はア・リーグの「ベストヒッター」に選ばれ、パドレス・タティスJr.はナ・リーグの「ベストパワー」「最もエキサイティングなプレーヤー」に選出されている。
(Full-Count編集部)
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