大谷翔平、18戦ぶり2番先発 指揮官の狙いはフレッチャー再生「また打ってほしい」

エンゼルスのジョー・マドン監督【写真:盆子原浩二】
エンゼルスのジョー・マドン監督【写真:盆子原浩二】

フレッチャーがここ15試合で打率.188「フレッチが自分を犠牲にしすぎている」

■エンゼルス ー パドレス(日本時間29日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は28日(日本時間29日・試合開始10時7分)、本拠地・パドレス戦に「2番・指名打者」で先発出場する。2試合ぶりの42号本塁打に期待がかかる。

 大谷は18試合ぶりの2番スタメンとなる。マドン監督は10日(同11日)のブルージェイズとのダブルヘッダー第2試合から1番・大谷、2番には高打率のフレッチャーを置いてきた。しかし、フレッチャーはここ15試合で打率.188(64打数12安打)と状態を落としていた。「彼(大谷)と勝負してもらいたいから(2番先発と)違う起用をしていた。しばらくうまくいっていたが、フレッチが自分を犠牲にしすぎているように感じたので、また自分のために打ってほしいと思った」と説明した。

 続けて「ショウヘイは戦うことができるし、グース(ゴセリン)もフレッチが今している役割を果たせるだろうと思った。アデルも調子が上がってきている。いつかその役割を果たすことができるかもしれない」と若手の台頭を期待した。

 すでにレンドンは今季絶望となったが、トラウトは今季中の戦列復帰を目指している。もし、その強打者2人がいたら……。マドン監督は「(大谷は)2番がいいと思っている。早く2人に帰ってきてもらいたい」と主軸の復帰を願っていた。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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