大谷翔平、150キロ剛速球が右手直撃も「大丈夫だ」 指揮官は9・1ヤ軍戦登板を示唆

右手首付近を抑えるエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
右手首付近を抑えるエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

初回に左腕・ウェザースの150キロ直球が右手首付近に直撃した

■エンゼルス 10ー2 パドレス(日本時間29日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、本拠地のパドレス戦で「2番・指名打者」で先発出場し、初回の第1打席で150キロ直球が右手首付近に直撃。打席結果はバットを振ったと判断されて空振り三振となった。患部の状態が心配されたが、精密検査で異常はなかった。試合後、ジョー・マドン監督は「私の知る限りでは彼は大丈夫だ」と明言。現時点では予定通り31日(同9月1日)の本拠地・ヤンキース戦で先発登板する見込みだ。

 大谷のアクシデントは初回無死一塁だった。21歳左腕・ウェザースの93マイル(約149.7キロ)のフォーシームが内角高めへ。振りにいった右手首付近に直撃した。大谷は「あぁ」と声をあげて苦悶の表情。患部を抑えたまま一塁ベースへ歩きだした。本拠地は騒然だった。

 その後もプレーを続行し、四球で出塁した5回1死一塁で二盗を決めて球団初の「40本塁打&20盗塁」を達成した。指揮官は「試合の残りをうまくこなしていた。明日になれば、いや、明日は休みだから、月曜日になれば分かるだろう。登板できると予想しているが、まだ答えは分からない」と慎重だったが、患部に異常がなかったのは何よりの朗報だ。

(Full-Count編集部)

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