大谷翔平にやられっぱなし 5戦4発にヤ軍捕手も苦心「意図した通りの球を投げないと」

エンゼルス・大谷翔平(左)とヤンキースのサンチェス【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平(左)とヤンキースのサンチェス【写真:AP】

サンチェスは大谷が本塁打を放った3試合全てでマスクを被っている

■エンゼルス 8ー7 ヤンキース(日本時間31日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は30日(日本時間31日)に本拠地で行われたヤンキース戦に「2番・DH」で出場し、5回の第3打席で42号ソロを放ち、8-7の勝利に貢献した。大谷は今季ヤンキース戦で5戦4発と本塁打を量産。ヤンキースのゲーリー・サンチェス捕手は「アウトを奪うには意図した通りの球を投げないといけない」と改めて警戒を強めた。

 大谷の今季ヤンキース戦は打率.211(19打数4安打)、4本塁打、5打点。つまり安打は全てホームランだ。サンチェスは大谷が一発を放った3試合(6月28日=26号、同29日=27&28号、8月30日=42号)全てでマスクを被っている。

 MLB公式サイトによると、大谷の本塁打について問われたサンチェスは「オオタニは調子も良いし、才能もある。そういった打者からアウトを奪うには、意図した通りの球を投げないといけない」と語った。この日の一発は左腕・ヒーニーが投じた外角変化球を捉えた。コース、高さともに中途半端で、大谷はやや泳いだ体勢ながら飛距離431フィート(約131.4メートル)の特大弾を右翼スタンドに運んでいる。

 ニューヨークのTV局「SNY」によると、大谷の活躍については「間違いなく、とても感心すべきもの」とした上で「しかしながら、可能な限り彼を抑えるのは僕の仕事なんだ」と力を込めた。

 両チームは8月31日(同9月1日)、9月1日(同2日)も対戦する。サンチェスがどんなリードで大谷を抑えにかかるか、注目される。

(Full-Count編集部)

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