元オリ・ディクソン、9年ぶりメジャー昇格へ 3A防御率9点台も「環境に苦戦した」

元オリックスで、カージナルスとマイナー契約を結んでいたブランドン・ディクソン【写真:福谷佑介】
元オリックスで、カージナルスとマイナー契約を結んでいたブランドン・ディクソン【写真:福谷佑介】

2日からアクティブロースター枠が26人から28人に拡大される

 元オリックスで、カージナルスとマイナー契約を結んだブランドン・ディクソン投手が1日(日本時間2日)からメジャー昇格することになった。2012年以来、9年ぶりのメジャー昇格となる。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が伝えた。

 36歳のディクソンは2013年からオリックスでプレーした。今季は家族を伴っての来日を強く希望していたが、コロナ禍で家族のビザ取得ができない状態が続き、球団は5月20日にウェーバー公示の手続きを行ったと発表。6月17日(同18日)にカージナルスとマイナー契約を結び、傘下3Aメンフィスに合流していた。NPB通算は215試合登板、49勝58敗34セーブ、防御率3.32。

 トレード・ルーマーズによると、シルト監督がディクソンのメジャー昇格を明言。1日(同2日)からアクティブロースター枠が26人から28人に拡大されることを受けての昇格となったようだ。傘下3Aメンフィスでは11試合登板し、1勝0敗、防御率9.58。同メディアは「打者有利の環境で苦戦した」と伝えている。

(Full-Count編集部)

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