大谷翔平、160キロ連発で5回まで2失点の力投 打者では2打数無安打、2桁勝利に王手なるか

レンジャーズ戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
レンジャーズ戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

勝てば1918年のルース以来103年ぶりの同一シーズン2桁勝利&2桁本塁打に王手

■エンゼルス ー レンジャーズ(日本時間4日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、本拠地・レンジャーズ戦で「2番・投手」で先発出場。5回まで6安打5奪三振、2失点の力投を見せている。

“投手・大谷”は初回2死一塁からロウが放った打球速度102.3マイル(約164.6キロ)のゴロを右手付近に受け(結果は投手強襲内野安打)、一、二塁のピンチを背負ったが後続を抑え無失点。2点リードで迎えた2回は1死一塁からマーティンに2ランを浴び同点に追いつかれた。

 3回は先頭に四球を与えたが、ガルシアを併殺に仕留めるなど得点を許さない。そしてギアを上げたのは4回。2本の安打で1死二、三塁のピンチを背負ったが、マーティンを100.4マイル(約161.6キロ)の直球で空振り三振、さらに続くタベラスにも100マイルを連発させ一ゴロに仕留め無失点で切り抜ける力投。5回はこの日初めて3者凡退に抑える投球だった。

 この日は9勝目をかけ“リアル二刀流”で先発出場。当初は8月31日(同9月1日)のヤンキース戦に登板予定だったが、8月27日(同28日)のパドレス戦で右手首付近に投球を受けた影響で登板を回避し中8日でマウンドに上がった。勝てばア・リーグでは1918年のルース以来103年ぶりの同一シーズン2桁勝利&2桁本塁打にリーチとなる。

(Full-Count編集部)

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