筒香嘉智、地元紙を納得させる移籍後6本塁打 「一時的な成功ではなく標準的」

6号ソロを放ったパイレーツ・筒香嘉智【写真:Getty Images】
6号ソロを放ったパイレーツ・筒香嘉智【写真:Getty Images】

筒香「ドジャースのマイナーの時のことが今表現できている」

■カブス 7ー6 パイレーツ(日本時間5日・シカゴ)

 パイレーツ移籍後は本来の打撃を取り戻しつつある筒香嘉智外野手。4日(日本時間5日)の敵地カブス戦では5試合ぶりの一発となる6号ソロを放った。新天地では18試合で6本塁打とアーチを量産する日本人野手を地元メディアは「一時的な成功ではなく標準的なものになりつつある」と評価している。

 この日3試合ぶりに「2番・右翼」でスタメン出場した筒香。初回の第1打席で右腕ヘンドリックスのカーブを捉えた打球は右翼後方のスコアボードに直撃する特大の6号ソロ。チームはサヨナラ負けを喫したが、5試合ぶりの一発は地元メディアを納得させるものだった。

 地元紙「ピッツバーグ・ポストガゼット」は移籍後の活躍ぶりに注目し「彼の印象的なパワーは、一時的な成功ではなく標準的なものになりつつある」と伝えてた。

 レイズ、ドジャースでは結果を残せず“戦力外”となったがマイナーで取り組んだ打撃修正が実を結びつつある。試合後、筒香自身も「ドジャースのマイナーの時のことが今表現できている。それだけのことではないかと」と、手応えを口にしていた。

 シーズンは残り1か月を切ったが、これからの活躍が来季以降の契約を左右することになりそうだ。

(Full-Count編集部)

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