本塁打なのに「三塁手がジャンプした」 大谷翔平を抜いた“超低空弾”に指揮官衝撃

45号ソロを放ったブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.【写真:AP】
45号ソロを放ったブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.【写真:AP】

ゲレーロJr.が45号、モントーヨ監督「あれがフェンスを超えていく訳がない」

■ブルージェイズ 8ー1 レイズ(日本時間14日・トロント)

 ブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.内野手が13日(日本時間14日)、本拠地でのレイズ戦で今季45号を放った。本塁打王争いで、エンゼルスの大谷翔平投手を抜き、ついに単独トップに。その一発は衝撃の“超低空飛行”で、チャーリー・モントーヨ監督も「三塁手がジャンプしたと思う。私はそれを見たと思う」と衝撃を隠せなかった。

 6回1死走者なしの場面で、左翼ポール際に豪快なライナーを突き刺した。レイズ3番手のコンリーから、打球の角度わずか15度、時速113.9マイル(約183.3キロ)の爆速弾。MLB公式サイトによると、指揮官は「フェンスに直撃すると思った。あれがフェンスを超えていく訳がない。でも超えていった。『オーマイガー』って感じだったよ」と語った。

 球団のシーズン本塁打数で歴代4位に。さらに22歳以下での本塁打数では、ジョー・ディマジオの持つア・リーグ記録まであと1本と迫っている。この日3安打3打点と活躍したチームメートのブレイビック・バレラも「本当に感銘を受けるよ。アンビリーバブルだ。あれは信じられなかった」と目を見張る存在感。シーズン最終盤に、怒涛の再加速を見せている。

(Full-Count編集部)

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