MVP争いは3冠王より二刀流・大谷翔平 NYメディアが断言「歴史的な異常さが優位」

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

「ほとんどの投票者はすでに決断している可能性が高い」

 エンゼルスの大谷翔平投手はここまで44本塁打を放ち、本塁打王争いはブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.内野手を1本差で追いかける展開となっている。二刀流の大谷と3冠王も視野に入るゲレーロJr.にはMVP争いにも注目が集まっているが、ニューヨークメディアは「歴史的な異常さが有利に働く」と大谷に分があるとみているようだ。

 本塁打トップの座から陥落した大谷だが、ここまで投手として9勝(2敗)を挙げ、打者としても44本塁打94打点23盗塁と投打で異次元の成績を残している。一方、ゲレーロJr.は両リーグトップの45本塁打、リーグトップの打率.315、リーグ3位タイの103打点と3冠王も手に届く勢いで猛チャージをかけている。

 だが「ニューヨーク・タイムズ」は「3冠王は彼の届く範囲にある。MVPはおそらくそうではない」とし、未知の領域に足を踏み入れている“二刀流・大谷”をMVP候補にあげている。もちろん、3冠王は高く評価されるが「3冠王がMVPを獲得できないことは歴史上かなり先例がある」と、1942年と1947年にア・リーグの3冠王に輝いたレッドソックスのテッド・ウィリアムズの名前を挙げ過去の例を紹介。

 ウィリアムズは1942年には首位ヤンキースで活躍したジョー・ゴードンに、1947年も同じくヤンキースのジョー・ディマジオにMVPを奪われている。

 だが、それ以上に今年の大谷は「今まで誰もしたことがないことをしている」と、3冠王以上の価値があることを言及し、記事では「今シーズン、投票者が失敗することはまずないだろう」と断言している。

 ベーブ・ルース以来103年ぶりの「2桁勝利&2桁本塁打」にも期待がかかる大谷には「ほとんどの投票者はすでに決断している可能性が高い」とし、「オオタニのシーズンの歴史的な異常さが有利に働くだろう」と伝えていた。

(Full-Count編集部)

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