大谷翔平は残り試合の登板を回避? 米メディア指摘「リスク負わせる意味がない」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

右腕に張り…まず17日のアスレチックス戦登板を回避

 右腕の張りで17日(日本時間18日)の本拠地アスレチックス戦での登板回避が決まったエンゼルス・大谷翔平投手が、今季残り試合での登板を見合わせる可能性が浮上している。米最大の移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」は、すでにプレーオフ進出が絶望となっている大谷に「リスクを負わせることにはあまり意味がない」と指摘している。

「ショウヘイ・オオタニが腕の痛みと戦っている、残りシーズンもう投げないかもしれない」と題した記事で報じたもの。エンゼルスのジョー・マドン監督は16日(同17日)のホワイトソックス戦前の会見で、アスレチックス戦の登板回避を明言。今季その後の登板予定について問われると「まだその段階ではない。私たちは様子を見る必要がある」と明言を避けた。

 さらに指揮官は、大谷は今後キャッチボール等の練習を続け、その様子で登板の可否を見極めるとしたという。ただ最終的にどうなるかは「分からない。彼は(登板)できると私は思っているが、私たちは今年何度もこのような状況に陥っている」としか話さなかった。

 現在エンゼルスはア・リーグ西地区4位。ワイルドカード争いからも10ゲーム離され、プレーオフへの進出は絶望的だ。この報道にある「今シーズン、エンゼルスがプレーする理由はあまり多く残っていない。そのため、すでに怪我人だらけになっているエンゼルスの中で、チームがオオタニにリスクを負わせることにはあまり意味がない」という指摘にも説得力がありそうだ。

 大谷は現在、投手としては9勝2敗、防御率3.36の成績を残している。ベーブ・ルース以来となる2桁勝利&2桁本塁打を達成する機会は与えられるのか。チームの判断に注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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