わずか49回で24死球の衝撃 パドレス右腕が99年ぶりに最多与死球のメジャー記録更新

カージナルス戦で今季24球目となる死球を与えたパドレスのオースティン・アダムス【写真:Getty Images】
カージナルス戦で今季24球目となる死球を与えたパドレスのオースティン・アダムス【写真:Getty Images】

1922年のアムーキーは279回2/3で23与死球だったが…

■カージナルス 8ー2 パドレス(日本時間18日・セントルイス)

パドレスのオースティン・アダムス投手がシーズン最多与死球のメジャー新記録を樹立した。17日(日本時間18日)に行われたカージナルス戦でヤディアー・モリーナ捕手に死球を与え、これが今季24死球目に。1922年にハワード・アームキーが記録した23与死球のメジャー記録を99年ぶりに塗り替えた。

 MLB公式サイトは「アダムスは(リリーフで)与死球のシーズン記録を作った」との見出しで、右腕の記録をレポート。アダムスは今季63試合に登板して3勝2敗11ホールド、防御率4.17とまずまずの成績を残す一方で、わずか49回2/3で24個もの死球を与えている。記事では「得意のスライダーが投球の約9割を占めており、ほとんどのときはその球が支配力を発揮するが、かなりの頻度で傷を与えることにもなっている」とされている。

 なお、99年間、この不名誉な記録を持っていたアムーキーは279回2/3を投げての23与死球だが、アダムスはアムーキーの5分の1ほどのイニング数で記録を更新。記事でも「99年後、死球王はアダムスによって王座から降ろされた」と伝えられていた。

(Full-Count編集部)

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