大谷翔平、リアル二刀流で103年ぶり大偉業へ 指揮官示唆「投打同時出場を期待」

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

右腕の張りで18日の登板回避も回復順調、マドン監督が意向示す

■エンゼルス ー アスレチックス(日本時間20日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手が、リアル二刀流で103年ぶりの大偉業に挑む。今季10勝目をかけて先発する19日(同20日)の本拠地・アスレチックス戦について、ジョー・マドン監督が投打同時出場させる意向を明言。18日(同19日)の試合前に語った。

 大谷のリアル二刀流起用について問われた指揮官は「現状ではそのつもりだ。まだ彼とは話をしていないが、試合の後にするつもりだ」と強調。この日の試合後に大谷に最終の意思確認はするものの「現時点では彼が投打同時出場することを期待している」と語った。

 大谷は15日(同16日)の試合前練習で行ったキャッチボールで右腕に張りを感じたため、17日(同18日)の本拠地・アスレチックス戦の登板を回避。しかし、17日(同18日)にはブルペン入りし、32球を投げて順調な回復ぶりを見せていた。

 今季は21試合登板し、9勝2敗、防御率3.36。勝てば両リーグでは1918年ベーブ・ルース以来103年ぶり「2桁勝利&2桁本塁打」の偉業達成となる。

(Full-Count編集部)

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