大谷翔平、14敬遠はリーグ断トツ 熾烈なHR王争いで足踏み…本拠地大ブーイング

2位はアスレチックスのオルソンらの10個で大谷の多さ際立つ
■エンゼルス ー アストロズ(日本時間23日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、本拠地でのアストロズ戦に「3番・指名打者」で先発出場した。逆転して迎えた7回2死二塁の第4打席では申告敬遠で勝負を避けられ、スタジアムは大ブーイングに包まれた。今季の敬遠四球はア・リーグでダントツの14個目となった。
5-3で逆転した7回2死二塁。ゲレーロJr.とペレスに並ぶ46号本塁打を期待するファンの大歓声に包まれて、大谷が打席に立った。だが、アストロズベンチは申告敬遠を決断。リーグ単独トップの14敬遠。大盛り上がりだった声援は一瞬にして大ブーイングに変わった。
初回2死走者なしでの第1打席、4回先頭での第2打席は右腕ガルシアの制球が定まらずに2打席連続四球。本塁打王争いの中で勝負してもらえず、度々、スタンドからはブーイングが響いた。
ア・リーグの敬遠四球数は大谷の14個が最多。2位はインディアンスのホセ・ラミレス、アスレチックスのオルソンらの10個で、本塁打王を争うゲレーロJr.が7個、ペレスは4個。大谷の突出ぶりがよく分かる。
なお、ナ・リーグの最多はナショナルズのフアン・ソト外野手で21個。メジャー歴代最多は2004年のバリー・ボンズの120個と異次元の数字となっている。
(Full-Count編集部)
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