スタジアムでの“万が一”に備えて…ロッテが本拠地でAEDの配置適正化へ実証実験

心停止による死亡者をなくすための取り組み
ロッテは29日のオリックス戦(ZOZOマリン)で試合開始前に、AED(自動体外式除細動器)普及を進めるための実証実験を行うと発表した。
実験では球場に設置されているAEDを、心停止が発生した場合に備え適正な位置に配置することを目指し、どの程度の時間で運べるのか検証する。
これは、スポーツ観戦中の心停止による死亡者をなくすための「RED・SEAT」という仕組みの導入に向けての取り組み。スタジアム内に赤い布をかぶせた席を設定し、その席での観戦者がAEDの位置を予め把握することで、心停止現場へ少しでも早くAEDを輸送することを目指す。
今回は9月の防災月間に行うことで、球場スタッフやファンの意識啓発も目指している。
(Full-Count編集部)
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