空振り三振じゃない? ファウルチップ巡る“疑惑の判定”に米激怒「酷い誤審」
8回にジャッジが逆転の2点タイムリーも直前のファウルチップの判定に米メディアも疑問
■ヤンキース 6ー3 Rソックス(日本時間27日・ボストン)
ヤンキースは26日(日本時間27日)、敵地でのレッドソックス戦に6-3で勝利し、同一カード3連勝を飾った。その試合の中で、米メディアはファウルチップを巡る“疑惑の判定”に注目し「酷い誤審だ」「敗戦を飲み込むのは難しい」と、疑問を投げかけている。
問題のシーンは1点を追う8回、ヤンキースの攻撃だった。1死二、三塁の好機で、ジャッジはカウント1-2からの直球に空振り三振。かと、思われたが捕手バスケスのミットからボールがこぼれ、球審はファウルの判定を下した。その直後に左中間へ2点適時二塁打を放ち逆転に成功した。
だが、このファウルチップはリプレー映像でみると、1度ミットに収まっており、ボールを持ち替えた際に落としているように見える。
この疑惑の判定に「CBSボストンニュース」のスポーツ担当、マイケル・ハーレー氏は自身のツイッターで「これが原因だったとすれば、レッドソックスにとって敗戦を飲み込むのは難しいことだろう、と私は思う」と指摘。さらにFOXスポーツのアナリスト、ベン・バーランダー氏も「ジャッジは三振だ。酷い誤審だ。ワイルドカード争いの行方を文字通り変えかねない誤審をした」と疑問の声を上げていた。
これにはファンも「酷い判定だ」、「信じられない」、「これはアウトだ」、「明らかにアウト。持ち替えの時に落としている」と怒りが収まらない様子だった。