大谷翔平のプレーオフ不在は「残念なこと」 表紙起用の専門誌記者もエ軍には苦言

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

今季の球宴は「『ショウヘイ・オオタニ・ショー』でした」

 米国の権威あるスポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」10月号の表紙を飾ったエンゼルスの大谷翔平投手。投手、野手、2つのバージョンの表紙が用意される異例の特集ぶりとなっている。同誌のトム・バードゥッチ記者は27日(日本時間28日)に会見を行い、歴史的なシーズンを送る大谷の活躍に賛辞を送った。

「彼こそがシーズンを通じて野球界のビッグストーリーだと私は思いました。オオタニが送っているシーズンに敬意を示すことは義務のようなものだと我々は感じました」と大谷の表紙起用の理由を語ったバードゥッチ記者。同誌で1人の選手が異なるパターンの表紙を飾ることは「極めて異例なことです」と同記者は語っている。

 エンゼルスの本拠地・アナハイムのある西海岸だけでなく、ニューヨークなどの東海岸でも、広く報じられている大谷の活躍。これに対し、バードゥッチ記者は「西海岸も東海岸も関係なく、誰もが生涯に一度見られるかどうかの偉業を目撃していると実感している。人々はベーブ・ルースの二刀流についての話を聞きながら育っています。アメリカでの神話上の人物になっているところです。そして、今、我々の時代でも同じことが起きています。見方によっては、ベーブ・ルースよりも上のレベルでそれが行われているのです」と語っている。

 その一方で同記者は苦言も呈した。その矛先は大谷の所属するエンゼルスに向く。7年連続でプレーオフ進出を逃し「この時期になると、我々はペナントレースのことに一斉に目を向けますし、ポストシーズンでの組み合わせがどうなるかを楽しみにしています。そして、オオタニがその話に含まれていないのは、はっきりどうこう言えるものではないですが、野球ファンとしては少し裏切られたような気分にもなるでしょう」と残念がった。

 これまでもマイク・トラウトという球界最高の打者が在籍しながら、エンゼルスはことごとくプレーオフを逃してきており、バードゥッチ記者も「今までにも、マイク・トラウトについても同じことが言われてきました。エンゼルスにとっては何ら新しいことではないのは間違いありません。残念なことではありますが」と指摘していた。

 また、同記者は今年のオールスターについても言及。「オールスターは『ショウヘイ・オオタニ・ショー』でした。間違いありませんね」と振り返ると「オールスターゲームの前の練習や打撃練習で、たくさんの人がフィールドに出ていました。カメラも彼のことを四六時中追いかけていました。そしてカメラクルーの人がショウヘイとぶつかり、ショウヘイが謝っていたのです。本当にクールな瞬間でした」と振り返り、その人間性を絶賛していた。

(Full-Count編集部)

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