マリナーズが20年ぶりPO進出争いから一歩後退 大谷翔平への敬遠策も実らず敗戦
残り2試合、ワイルドカードの2枠にまだ4チームが進出の可能性
■エンゼルス 2ー1 マリナーズ(日本時間2日・シアトル)
マリナーズは1日(日本時間2日)の本拠地・エンゼルス戦に1-2で敗れ、ア・リーグのプレーオフ(PO)進出をめぐるワイルドカード(WC)争いから一歩後退した。シーズン残り2試合となったが、まだ2つのWC枠に対し4チームの進出可能性が残る大激戦となっている。
2001年以来20年ぶりのPO進出へ、打てる手は打った。「2番・DH」で先発した大谷に対してもそれは徹底していた。マーシュの適時二塁打で逆転を許した直後、3回無死二塁で迎えた打席は、3ボールとなったところから申告敬遠。ただ打線が5安打1得点と最後までふるわなかった。
ア・リーグのPO争いは各地区の優勝チームが決まり、残るはWCで進出する2枠だけ。現在91勝のヤンキースが1ゲームリードし、90勝のレッドソックスが追う。敗れたマリナーズはブルージェイズと並ぶ89勝で、そこからさらに1ゲーム差をつけられた。
(Full-Count編集部)