2回途中で緊急降板のカーショー POへの影響必至で無念の思い「本当にショック」

2回途中で降板したドジャースのクレイトン・カーショー【写真:Getty Images】
2回途中で降板したドジャースのクレイトン・カーショー【写真:Getty Images】

本拠地・ブルワーズ戦に先発、1回2/3を被安打5、3失点

■ドジャース 8ー6 ブルワーズ(日本時間2日・ロサンゼルス)

 ドジャースのクレイトン・カーショー投手が1日(日本時間2日)、ロサンゼルスで行われたブルワーズ戦に先発、1回2/3を投げたところで緊急降板した。球団からは「左前腕の違和感」と発表され、被安打5、3失点。カーショーは試合後「本当にショックだよ」と、プレーオフ(PO)での登板に影響を及ぼしそうな故障に失意を隠さなかった。

 カーショーは降板までの状況を「2回に肘のあたりに違和感を覚えたんだ。前腕、肘……なにかは分からない。これまで抱えてきたものと同じようなもので、それが投げ続けることができないぐらい悪化したんだ」と説明。この回先頭からの3連打で1点を失った。内野ゴロと三振で何とか2死を奪ったものの、ウォンの右翼への二塁打で3点目を失ったところで降板した。

 ドジャースはすでにPO進出が決定しており、勝ち進むうえで今季10勝を挙げているカーショーは欠かせない存在。状態が気になるところだが「数日様子を見てみるよ。まだ頭の整理ができていない。チームが10月を勝ち抜く役に立ちたいと思っていた、それが1番大きい」と無念さを隠さない。

 中地区優勝のブルワーズを相手に、8-6と逆転勝ちを収めたチームの状態については自信を持っており「このチームは特別なんだ。今日の試合を見ただろう。このチームは今年なにか特別なことをする、その役に立ちたいと思っていた。今のところ10月に向けての見通しが良くないというのが1番つらいことだね」と、言葉を絞り出していた。

(Full-Count編集部)

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