美人妻は4人目のママに! マイコラスが語る日本愛「いつかみんなを連れていきたい」

取材に応じたカージナルスのマイルズ・マイコラス【写真:盆子原浩二】
取材に応じたカージナルスのマイルズ・マイコラス【写真:盆子原浩二】

所属のカージナルスは6日にドジャースとプレーオフを戦う

 元巨人で、現在カージナルスでプレーするマイルズ・マイコラス投手が、Full-Countの独占インタビューに応じた。6日(日本時間7日)にロサンゼルスで行われるドジャースとのプレーオフ(PO)を前に「全力を尽くして、サンフランシスコへの切符をつかみたい」と勝ち抜きを誓い、古巣・巨人にもエールを送った。

 2018年に大リーグ復帰してから先発の軸として投げてきたマイコラスは、今季9試合の先発で2勝3敗、防御率4.23に終わった。「今年は怪我などもあってタフな1年だった。でも今はとても良い感じで、プレーオフという最も必要なときにチームの力になれることを嬉しく思っているよ」と、大舞台で活躍する準備は万端のようだ。

 昨年7月に右前腕の痛みで負傷者リスト(IL)入りし、手術を受けた。今季もその影響は残り、5月下旬にIL入りすると復帰は8月下旬までずれ込んだ。「今も手術の痕が残っているよ。初めてのことで感覚を取り戻すのに時間がかかったけど、今は調子がいい」。最後に「ガンバッテ! 準備はできているよ!」と日本語も交えて決意表明した。

 カージナルスは今季、9月に17連勝し大逆転でナ・リーグのワイルドカード枠に滑り込んだ。「こんなに長い連勝に関わったことはなかったね。その一員になれたのは特別なことだ。このシーズン終盤にチーム一丸となれたのは大きいよ」と、勢いのままにPOを戦えるのは優位だと捉えている。

 マイコラスが巨人でプレーしたのは2015年からの3年間。今年6月には、同じ時期に西武に在籍したウェイド・ルブランがチームメートとなった。よく日本のことについて話すといい「いろんな都市に行くと、日本がどれだけ綺麗なところだったかに気が付くんだ。ロサンゼルスやニューヨークに行ったりするけど、東京や広島とかは各段に綺麗で素敵な街だ」と懐かしむ。さらに「日本の人たちにも会いたいね。東京ジャイアンツのシーズンが上手くいくよう願うし、チャンピオンになってほしいね!」と、古巣・巨人にエールを贈った。

 日本では美人妻のローレン夫人もファンの人気を集めた。近況を問うと「みんな元気だよ。フロリダに戻っていて子どもは学校に行っているし、妻も元気にしている。1月にもう1人子どもが生まれるんだ。これで4人目だよ」とさらに家族が増えることも発覚。「いつかみんなを日本に連れていきたいね!」と、第2の故郷への愛は止まらないようだ。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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