鷹は観客制限緩和への技術実証を実施 「ワクチン・検査パッケージ」チケット販売

ソフトバンクの本拠地PayPayドーム【写真:福谷佑介】
ソフトバンクの本拠地PayPayドーム【写真:福谷佑介】

オリックスも21日の西武戦で技術実証を実施

 ソフトバンクは9日、本拠地PayPayドームで行われる19日のロッテ戦と21日の日本ハム戦で「ワクチン・検査パッケージ」を活用した観客制限緩和の技術実証を実施すると発表した。福岡県などの地元自治体と協議の上で計画し、政府による技術実証の一環として選定され、実施が決まった。

「ワクチン・検査パッケージチケット」の発売は、感染対策を継続したうえでの社会経済活動再開、次年以降のプロ野球を含めた大規模イベント開催制限の緩和に向け、段階的な日常生活の制限緩和に向けたオペレーションの確認、来場者の観戦需要や、感染防止対策の有効性、来場者の観戦スタイルの変化の有無等について検証することが目的。動員制限の1万人に追加し、5000人を対象にしてチケットを販売する。

 チケットの対象者となるのは、新型コロナウイルス感染症ワクチンを2回接種し2週間以上が経過した人、観戦日の3日前以降に検体採取を行ったPCR検査結果が陰性だった人、これに該当する保護者、成人が同伴する12歳未満の子ども。三塁側内野席、三塁側外野席の技術実証エリアでの観戦となる。

 また、オリックスも21日の西武戦で技術実証実施に伴い、チケットを追加販売すると発表した。

(Full-Count編集部)

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