大谷翔平、データサイトも予想できなかった“貢献度” 2位とも「異常に大きな差」

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

ベースボール・リファレンスとファングラフスが予想した“勝利貢献度”

 投打二刀流として歴史的なシーズンを駆け抜けたエンゼルスの大谷翔平投手。米メディア「ザ・リンガー」では、今季を象徴する“10のスタッツ”を紹介している。その中で特筆されているのは、選手の勝利への貢献度を示す指標「WAR(Wins Above Replacement)」。米データサイトの予想と現実の差があまりにもかけ離れており、「異常に大きな差だ」と注目している。

 打者としてメジャー3位の46本塁打を放ち、投手としても9勝。チームはプレーオフ進出を逃したものの、ア・リーグMVPの声が高まっている。今季のWARは、ベースボール・リファレンスで「9.0」、ファングラフスでも「8.1」といずれもメジャートップを叩き出した。

 その数字以上に驚きなのは、予想との違い。開幕前に「2.7」と判断していたファングラフスでは、「5.4」もかけ離れる事態に。メジャー全体でも最も大きな差となり、同メディアでは「健康なオオタニは大ブレークする選手としてのポテンシャルを十分に持っていたが、彼が健康を維持し、期待の範囲の最上レベルの活躍をする確率はわずかだった」と触れた。

 一方、2位の差も歴史的な数値に。ベースボール・リファレンスでは2位のザック・ウィーラーが「7.8」となっており、その差は「1.2」。一見さほど開きはないようにも見えるが、「この極めて競争的な時代のリーダーボードのトップにおいては、これは異常に大きな差だ」と指摘した。

 ここ35年で、1.2以上開いたケースは、1991年のカル・リプケンJr.や2001年のバリー・ボンズ、2012年のマイク・トラウトら5度しかなかったという。2大データサイトすら予想できなかった大谷の躍動。記憶にも、そして記録にも残る2021年シーズンだった。

(Full-Count編集部)

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