大谷翔平の走力は「過小評価されている」 米アナリスト絶賛“盗塁の名手”

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

ベン・バーランダー氏「30盗塁以上決められたかもしれない」

 エンゼルスの大谷翔平投手は今季、投手として9勝を挙げるとともに打者として46本塁打、26盗塁をマークした。「FOXスポーツ」のアナリストを務めるベン・バーランダー氏のポッドキャスト番組では、現役選手の“盗塁の名手”5位に大谷を選定し、絶賛している。

 大谷の大ファンとしても知られるバーランダー氏は自身のポッドキャスト番組「フリッピン・バッツ・ポッドキャスト」で、同番組が選ぶ“盗塁の名手トップ5”を紹介。今季、リーグ5位の26盗塁をマークした大谷を5位に選出した。

 バーランダー氏は同番組で、大谷の盗塁能力を絶賛。その模様が同番組の公式ツイッターにも投稿された。同氏は「これは彼の要素の中で非常に過小評価されている部分だ。彼は当初それほど走っていなかった。もっと走っていてもよかったが、ご存じのように彼は打って投げてと全てをしている」と指摘。さらに「シーズン終盤になるほど、より走るようになった。30盗塁以上決められたかもしれないと思っている。彼は現在、リーグ最高クラスの盗塁の名手だ。彼は今年、ア・リーグMVPになる。彼がいかに速いかということもまた信じられないことだ」と称賛の言葉を並べた。

 ちなみに4位はトレイ・ターナー(ドジャース、今季32盗塁)、3位ウィット・メリフィールド(ロイヤルズ、同40盗塁)、2位スターリング・マルテ(アスレチックス、同47盗塁)、1位にビリー・ハミルトン(ホワイトソックス、同9盗塁)を選出。ターナーとメリフィールドは今季盗塁王のタイトルを手にし、シーズン途中に移籍したマルテはマーリンズで22、アスレチックスで25盗塁をマークした。大谷はこれらの選手と同等に評価されている。

(Full-Count編集部)

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