松坂大輔の現役引退を米メディアも惜別 「感動的な送別」「時代が終わりを迎えた」

19日、引退試合に臨んだ西武・松坂大輔【写真:荒川祐史】
19日、引退試合に臨んだ西武・松坂大輔【写真:荒川祐史】

レッドソックス時代の2007年にはワールドシリーズ制覇に貢献

 西武・松坂大輔投手が19日、本拠地で行われた日本ハム戦で現役最後の登板を終えた。レッドソックスなどメジャーでも活躍した右腕の引退試合を米メディアも「マツザカの時代がついに終わりを迎えた」と伝えている。

 松坂は2006年オフにレッドソックスに移籍し、その後はインディアンス、メッツと渡り歩きメジャー通算56勝をマーク。移籍1年目の2007年には15勝(12敗)を挙げ、ワールドシリーズ制覇にも貢献した右腕について、MLB公式のレッドソックス番を務めるイアン・ブラウン記者は「ダイスケ・マツザカは今日、日本で1人の打者と対戦し、野球キャリアを終えた」と最後のマウンドだったことを伝えた。

 レッドソックス時代を振り返り「2007年ワールドシリーズを制覇した、そして2008年にア・リーグ優勝決定シリーズ第7戦までたどり着いた非常に大きな要因だった」と称えていた。

 さらに米メディア「NBCスポーツ」も「元レッドソックスの投手、ダイスケ・マツザカが最後の試合で感動的な送別を受けた」との見出しで報じ「ダイスケ・マツザカの時代が――レッドソックスファンが思っていたよりもおそらく長続きした――ついに終わりを迎えた」と労っていた。

(Full-Count編集部)

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