ソフトバンク、CS進出&5年連続日本一を逃す 完敗で4位確定、楽天は3位を決める

ソフトバンク・工藤公康監督【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・工藤公康監督【写真:荒川祐史】

楽天の瀧中は6回1失点の好投で自身初の2桁10勝目

■楽天 8ー1 ソフトバンク(23日・楽天生命パーク)

 ソフトバンクは23日、敵地・楽天生命パークで行われた楽天戦に敗れ、5年連続日本一の可能性が消滅した。3位の楽天に敗れたことで4位が確定。クライマックスシリーズ(CS)進出を逃すことになり、日本一の可能性もなくなった。楽天は3位が決定し、CS進出も確定させた。

 先発の東浜は早々にノックアウトされた。初回を3人で抑えた右腕だったが、2回に連続四球でピンチを招くと、三塁・リチャードのタイムリーエラー、山崎の2点適時打で3点を献上。3回にも島内、鈴木大に連続二塁打を打たれて追加点を奪われ、2回途中で降板となった。

 2番手の大関も4回に浅村に適時二塁打を浴びて失点。打線も楽天先発の瀧中の前に、5回のデスパイネのソロで1点を返すのがやっと。楽天に逃げ切られて完敗に終わった。これでソフトバンクは58勝62敗21分となり、残り試合で楽天に並ぶことができなくなり、4位が確定。CS進出を逃し、5年連続の日本一もなくなった。

 勝った楽天は65勝60敗15分の貯金5とし、2年ぶりのクライマックスシリーズ進出が決定。2位のロッテが勝ったため、残り試合で楽天が全勝、ロッテが全敗しても勝率で上回ることがなくなり、3位が決まった。先発した瀧中は6回5安打1失点で自身初の2桁勝利となる10勝目をマークした。

(Full-Count編集部)

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