大谷翔平に勝てなくても「恥ずべきことはない」 ゲレーロJr.地元紙が“白旗”

エンゼルス・大谷翔平(左)とBジェイズのブラディミール・ゲレーロJr.【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平(左)とBジェイズのブラディミール・ゲレーロJr.【写真:AP】

48本塁打のゲレーロJr.は「とても優秀な一塁手へと変貌を遂げた」

 エンゼルスの大谷翔平投手が米誌「スポーティングニュース」が選ぶ年間最優秀選手「MLBプレーヤー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。48発で本塁打王を獲得したゲレーロJr.が所属するブルージェイズの地元紙「トロント・スター」も大谷を称賛し、ゲレーロJr.の活躍を「リーグで2番目に素晴らしい選手だと見なされることは恥ずべきことではない」としている。

 投手として9勝、打者として46本塁打を放った二刀流のスタッツを出し「驚愕のシーズン」と表現。同紙のダグ・スミス氏は「この男は歴史上誰もやったことがない活躍をした。打撃と投球を合わせ今後史上最高となっていくであろうシーズンを目撃したのだと、私は全面的に信じている。とんでもない程素晴らしいことだ」とした。

 最高のシーズンを送ったゲレーロJr.だが、MVPの座も大谷の存在により厳しい状況だ。それでも地元紙は、ゲレーロJr.に「見ていてとても楽しませてくれたし、とても優秀な一塁手へと変貌を遂げた。リーグで2番目に素晴らしい選手だと見なされることは恥ずべきことではないことも確かだ。誰も見たことがなく、今後再び見ることはない(大谷の)シーズンに次ぐもの。それが彼のこの1年だった」と賛辞を送っている。

(Full-Count編集部)

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