DeNA齋藤俊介が現役引退を表明 度重なる故障で4年目で決断も「本当に幸せ」
2019年に16試合登板、今季の1軍登板はなかった
DeNAは30日、齋藤俊介投手が今季限りで現役引退を表明したと発表した。今季の1軍登板なく、5日に戦力外通告を受けていた。
齋藤は成田高、立大、社会人野球JX-ENEOSを経て2017年ドラフト4位でDeNA入り。2019年に16試合登板して0勝1敗、防御率5.76。度重なる故障に苦しみ、今年8月に右肘のクリーニング手術を受けて、2020年から2シーズン1軍登板はなかった。コメントは以下の通り。
「今季限りで引退することを決断いたしました。入団してからなかなか思うようなプレーが出来ず苦しい時もありましたが、支えてくださった監督、コーチ、トレーナー、スタッフ、そしてファンの皆さまのお陰で最後の最後まで頑張り抜くことが出来ました。リハビリばかりで大変だったはずなのですが、浮かんでくるのは必死にサポートしてくれたトレーナーとコーチの方々のことや、チームのみんなと一緒に戦えたこと、大きな声援で力をくれたファンの皆さまのことなど、嬉しかったり楽しかったことばかりです」
「あの嬉しさや感動があったから、どんなに辛くても乗り越えてこられたと思います。僕に関わってくれた皆さんのおかげで悔いなく引退することができて、僕の野球人生は本当に幸せでした。次のステージでもどんな困難も明るく乗り越えて自分らしく精進していきます。今まで本当にありがとうございました」
(Full-Count編集部)