「ブルペン」が「アーム・バーン」になる!? 動物保護団体が名称変更を提案

ブルペンで調整するエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
ブルペンで調整するエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

PETAが「生物種的偏見を根に持つ単語」と声明を公表

「ブルペン」がなくなる可能性が出てきた。米メディア「CBSニュース」が「PETAが野球用語『ブルペン』の変更を提案」と題して報じたところによると、動物保護団体PETAが「ブルペン(bullpen)」という用語の使用を止め、「アーム・バーン(arm barn=腕の納屋)」という単語に変えるべきだと提案した。

「ブルペン」は投手陣が登板に向けた準備を行う場所のことを指す。しかし「屠殺されるのを待つ雄牛が収容される場所『bull’s pen』を意味する、生物種的偏見を根に持つ単語」とPETAは主張。「アーム・バーン」に変更することで「野球ファン、選手、そして動物たちにとってホームランになるでしょう」との声明を公表した。

 既に「アーム・バーン」を使用するメディアも出現。米メディア「CBSスポーツ」の公式ツイッターが「アストロズはこの試合、アーム・バーンの投手を多用している」と伝え、米全国紙「USAトゥデイ」のアンドリュー・ジョセフ記者はツイッターに「今夜はブレーブスのアーム・バーンが絶好調だ」とつぶやいた。

(Full-Count編集部)

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